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バイトの思い出(その5)

 投稿者:荒井  投稿日:2019年 7月 3日(水)15時41分28秒 ntsitm317088.sitm.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
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  しばらくして「集金業務」が加わった。
集金は専売所の親父さんの仕事だったが、
私にも任せられると思ってくれた事が嬉しかった。

1件の集金で60円の手間賃、
それが私のバイト代に加わる事になる。
500件の集金が上手く行けば、
手取りは1.5倍の90,000円になると思った。

学校の休みを利用して集金に回った。
しかし、集金は思った以上に手間取った。

当時の朝刊購読料は2,500円だったと記憶する。
集金に行くと不在の家が多かった。
居留守を使われる事も有った。

旦那さんが出てきて
「今、女房が居ないから、また来て」と、
簡単に言われる事も多かった。

当然の事、声に出しては言えないが
「いい歳こいて、奥さんが居ないと新聞代も払えないのか」と、
自分の仕事が下に見られた用に思えて癪に障った。

一言「悪かったねぇ~」と言ってくれれば良いのに、
こんな時には、自分ならそう言おうと思った。

集金と言う仕事は、想像以上に大変だった。
思った以上に領収書の束は減ってくれなかった。

集金が一番大事な仕事だと言う事を、身を持って学んだ。

 
 
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