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(無題)

 投稿者:ハタサマ  投稿日:2011年 3月26日(土)01時08分3秒
  僕はぱっと飛び出し、またぱっと本棚に隠れた。

一般的に拳銃の弾は5発か7発といったところだ。

パァン!

案の定犯人はこちらにうってきた。
これで敵に弾はない。
安心して突入できる。
警察はそこまで頭が回らないのだろう。
モグラたたきを続けている。


さて安田を僕が華麗に助けるとするか。

僕は本棚の陰から身を乗り出した。
案の定敵は撃ってこない。

僕はぐっと、両足に力を込めると――

―――ジャンプした。

一瞬で敵に間合いをつめようとした。

ダァン!!

銃声が響いた。
近くで聞いたからか先程より鈍い音がした。
僕は一瞬意識をうしなった。
状況が把握できなかったのだ。
しかしすぐに我を取り戻すと、僕は隣の本棚に飛び込んだ。

「少年坊さんめ(おそらく小僧と言いたかった)・・・考えたんだろうなあ!弾がなくなっていると!」

ふと警察の方を向くと、モグラたたきのように顔を出していた警官がうんうんとうなずいているのをみた。
自分の顔が赤くなるのを感じた。

「同様(左様と言いたかった・・・はず)わたしの拳銃は7発しか入らん!ただわたしが予備の弾薬を持ってないわけがなかろうて。」

当然だった。

暴力団の組長が拳銃の替えの弾を持っていないわけがない。

うかつだった――

その時安田がうめいた。

「おい!橘!お前ちょっとは学習しろよ!」

「何を・・・」
僕は何のことかさっぱりわからなかった。

「こないだ俺にやって見せたやつだよ!」

ふと僕の目の前に鮮やかにある光景が浮かび上がった。


本棚から少し顔を出す。
安田がうなずいた。

僕もうなずき返す。

「おい!ドラゴンだ!逃げろ!」

犯人がぱっと後ろを振り返った瞬間に安田が犯人の右足つま先を靴のかかとで踏みつけた。
僕はそのタイミングで突入。
痛みにうめく犯人を瞬殺で気絶させた。

勝った――――
 
 

(無題)

 投稿者:管理人  投稿日:2011年 3月26日(土)01時06分36秒
  そのとき、突如、銃声が響き渡った。いや、正確に言うと、銃声のような音が聞こえたのだ。
「なんですか?今の音?」
高らかに笑い声を上げていた、愛ちゃんと俺は、突然の出来事に固まった。

そのとき、突然外から大音量の、拡声器から出したようなかすれた声が割り込んでくる。その声は図書館中の壁に反響して、あまり鮮明ではなかったが、何とか聞き取ることが出来た。

「おい、警察だ。無駄な抵抗はやめなさい。中国系暴力団「龍の会」の会長、龍将順、君に逮捕状が出ている。そこに隠れているのは、分かっているんだ。早く武器を捨てて出てきなさい。すでにこの図書館は包囲されているんだぞ!」

どうやら、発砲したのは、警察で、威嚇射撃だったようだ。はあ、これで安心・・・な、訳はなかった。

「えっ、愛ちゃん、これはどういう事?龍って伝説上の生き物のことじゃなかったの?」

「いや、わたしもそうだと想いましたよ。まさか、こんなことになるなんて。わたしの『龍』を探すレーダが故障してたのかなあ。」

そのとき、再び銃声がした。俺らは思わず首を縮めた。

「おらあ、警察さんの諸君!わたしには人質が持っているんだぞ!みろ、この少年のこめかみに風穴があきたくなかったら、早くそこをどいたほうがいいと思う。」

見ると、吹き抜けになっている部分の、二階の手すりのところに、その龍という暴力団の会長らしい人物が、拳銃を持って立っていた。なんという、稚拙な日本語だ、と思ったおれは、犯人が中国人だと思いだし、合点した。
どうやら、先程の銃声も威嚇射撃だったようだ。

その手元には、一人の少年が。ああ、人質だな。かわいそうに。でもなんで、こんな廃図書館に、子どもがいるんだ?えっ!?まさか!安田・・・?

それは、ともかく、先程の龍の発言が、警察がわに混乱を巻き起こしているようだ。まさか、子どもが図書館の中にいて、しかも人質に取られているとは想定していなかったのだろう。それも無理はない。もし、犯人が捕まえられて、俺らが保護されたとき、ここにいた理由を聞かれたらどうようか、想像もつかない。

そんなことを考えていると、愛ちゃんが隣で小さな叫び声を上げた。どうやら、龍に気づかれたらしい。

「てめえ、警察の仲間だな!」

どうやら、龍は、俺らのことを警察だと勘違いしたらしい。まあ、中国人だし、建物の中は暗いし無理は無いのだが。

突如、龍が拳銃をこちらに向け、発砲してきた。弾丸が、足元の床をえぐる。

「やばい!愛ちゃん!本棚の後ろに隠れろ!」

そういったはいいものの、震えてすぐに足が動かない。

再び銃声が響き渡った。

やっと、近くの本棚の影に隠れたところで、立て続けに3発、銃声が響いた。だが、分厚い本が、受け止めてくれたようだ。さすが、図書館。本棚が多く設置されているため、たとえ龍が、これ以上、発砲してきても、逃げられるはずだ。

「愛ちゃん、大丈夫?」
「はあ、はあ、はい。・・・なんとか」

だが、まだ安心出来る状況ではない。
こうなった以上、早く警察に捕まえて貰いたいものだが、その頼みの綱の警察は、先程の銃声のせいか、だいぶ後ろに下がり、ジェラルミンの盾の後ろから、モグラたたきのように、ぴょこぴょこと顔をのぞかせるだけで、一向に突入する気配はない。

おい、大丈夫なのか?ってか、俺達これから、どうすればいいんだ?たしかに犯人を一発で、気絶させる自信はあるが、拳銃相手じゃ、太刀打ちできないしな。

いや、ちょっとまてよ。俺は記憶を頼りに、指を折った。確か、銃声が、7回あって、そのうち1回は警察の威嚇射撃のものだから、犯人が撃った回数は・・・

あ!な~んだ。それなら楽勝じゃん!

急に、指を折って何かを数え始めたと思ったら、ニヤニヤしだす俺を見て、愛ちゃんが怪訝そうな表情を浮かべていた。
 

(無題)

 投稿者:キキ  投稿日:2011年 3月26日(土)01時05分53秒
  中は薄暗い夕暮れの外に比べても、格段に暗いみたいだ。というかほとんどなんにも見えない。

(ん?ところで、ドラゴンが見つからなかったら、こいつらの頭がイタイということで、終わりだが、もし、万が一、十万が一、百万が一見つかってしまったら、どうするんだ?
 ペットとかなんとか、この虫ケラが言っていたような気がしないでもないが、捕まえられるのか?)

 そんな人の心配をよそに二人は、建物の中へ迷うこと無く足を踏み入れる。

(まぁ、本物がいたら浩二を囮に、愛ちゃんを助けて逃げ出そう。うん。完璧だ。)

 中に入ると、俺達は各々携帯のライトを懐中時計代わりにかざした。

「なんか、急に寒くならないか?」

「なんだ橘、もう怖気付いたのか?
このヘタレが!
あの気迫だけで100人もの敵を倒した英雄“Mr,Tatibana”は何処へ行ってしまったのだ!!」

「うん。おれにそんな常人離れした伝説はないし。まずはその妄想頭をどうにかしようか」

「でも、たちばなさんの言うとおりですぅ。ここなんか寒いですよぅ。」

「ほら、愛ちゃんも寒いって言ってるじゃないか。
龍というよりは、幽霊でもでそうな雰囲気じゃないか?」

「でもでも、たしかに龍の気配がしたんですよぅ。」

「した?今は?」

「なんか、ぼんやりしている感じですぅ。さっきまでは、はっきりとしてたんですけど……」

「だとさ、浩二。もうここには居ないんじゃないのかな?
一回、宿に戻って作戦を練り直そうぜ」

………………。

「浩二?こうじーーっ!!」

オレは奴の名を呼びながら、辺りを見回すが、返事ない。

「愛ちゃんっ!浩二は!?」

「ついさっきまで、そこにいましたよぉ……。
一人で先に行っちゃったんでしょうか。」

オレは携帯を取り出して、電話を掛けた。

『カチャ。ーー』

「浩二?今何処だ!?」

『――おかけになった電話番号は現在電波が届かないーー』

「安田さんどうでしたか?」

「だめだ、繋がらない。」
一人ひとり減っていく、そんな予感が頭をよぎった。

「でも、私達の横は通って無いと思いますし、いるとしたら、奥なんじゃ」

愛ちゃんは、後ろの玄関口を指しながら心配そうに話してくる。

オレ薄暗いながらも光が漏れてくる玄関口を見て、もうあそこには戻れないじゃないかという想像にも囚われたが、頭を振ってネガティブな考えを振り払った。

(浩二のヤツ、見つけたらタダじゃ済ませないぞ。地獄の罰ゲームが待っているから覚悟しろよ。)

「そうだな、じゃあ行くか。それにしてもここはどこだ?」

俺達は改めて辺りを見回してみる。
目が暗闇に慣れてきたこともあって、携帯のライトという頼りない明かりであっても、輪郭くらい掴めるようには、なってきていた。

(受付……、階段……、ソファ……、本棚……)

「図書館……みたいですね」

「そうだね。でも、なんでこんなに暗いんだ?」
当然の疑問を口にする。

「さ、さぁ?愛に聞かれても困りますぅ。廃図書館じゃないでしょうか……」

「そ、そうみたいだね。よしっ、じゃあ、しゅっぱーつ!」

努めて明るく言ってみたが、この図書館中にたれこめている、重苦しい雰囲気を払拭することは出来なかった。

ただ……

「…う…ふふふっ…」

となりの少女がちょっと笑っていた。
どうやら、愛ちゃんの気持ちは少しは明るくすることが出来たらしい。

「はい、安田さんを見つけに行きましょう。
それで罰ゲームでもやってもらわないといけませんねぇ」

「それ、おれも思っていた」

「ふふふっ」
吹っ切れたように、愛ちゃんが笑い出した。
オレも釣られて笑ってしまう。
「ははっ、ははははっ」
「うふふふ」
「はははははっ。」
「ふふふふふっ」

ひとしきり笑うと、さっきまでの、マイナスなイメージが完全になくなっていて、図書館の怖さも半減していた。
オレはこのとき、笑いがこんなにも偉大だということを初めて知ったんだ。
 

(無題)

 投稿者:minku  投稿日:2011年 3月26日(土)01時05分25秒
  もうだいぶ薄暗くなっていた。
そんな時間、俺達御一行(俺と屁と龍レーダー電波少女)は小道を歩いていた。まあ約一名は意識があやしいが。俺は少しばかりこのカオスな状況の展開に不安を抱いていた頃、急に愛さんが騒ぎだした。
「・・・・・・・・っ!!!来ましたっ!!」

「えっ、何が来たの?」

「龍ですよ!龍がこの近くに来たんですよ。」

「はあ?」

急にしゃべりだしたと思ったらなにをいいだすんだこの少女は。やはり安田の同類なのか?とりあえず龍がいることを前提にして話しを進めた方がよさそうだ。

「まあとりあえず落ち着いてくれ。なぜ近くに龍がいるとわかったんだ。」

「もちろん私の煩悩にビビッと来ました!」

うむ。話がよくわからない。
「まあ、そうか。・・・でも行きの時は反応しなかったじゃないか。」

「それは・・・きっと行きにはどっかに移動していたんですよ。」

なんとも曖昧だ。ほんとに役に立つのだろうか。あくまで龍がいる前提での話だがな。

「彼女の言っていることはあっているぞ。」

「うぉっ!」

急に俺の腕からむくっと安田ゾンビが起き上がってきた。

「お前…生きていたのかっ」

「まあな。しかし良いパンチだった。徹夜明けの俺にはきつかったな。そのまま深い眠りへと…」

「ていうかなんで旅行前に徹夜してんだよ。あとなんで龍のことがあっているなんてわかるんだ?」

俺が呆れた顔で言うと安田はよくぞ聞いたみたいな顔で自慢げに話した。

「フフッ実はな…愛ちゃんは龍を一度見たことがあるのだっ!」

「・・・・・・・アニメかなんかじゃないのか?」

「違うんだな~それが。まあ信じるか信じないかは自由だがな。龍にあったとき愛ちゃんはある能力を手に入れたそれが…」

「ああもういいよ。実際に今から龍がいれば信じればいいだけだし。」

俺がそう言って愛さんの方を指図すると、会話の間に入れなかった愛さんは待ってました!とばかりに興奮した様子で話しだした。

「はい。では私が感じ取った場所へいってみましょう!…私の能力の話はもういいですか?」

少し話したかったらしい。だが俺は別に聞きたいわけでもなかったので、いいよ。俺別に聞いたところでわかんないし。と適当にあしらっておいた。すると安田が口をとがらせながらこう言った。

「なんだよ~。つまらない奴だな。愛ちゃんの能力は108式まであるんだぞ~。」

「何の話だよ。あとお前徹夜でなにしてたんだ?」

「いろいろとな~。べ、別に小説を書いていたわけじゃないんだからね!」

「……はいはい。」

「聞きたい?」

「彼女の名前が出たら絶交な。」

「(´・ω・`)ショボーン・・・あ、マミたん返せよ。あとそのデータもな。」

「っなんで知っているんだ!」

「ばれないとでも思ったか!まあデータが残っていただけでも奇跡だな… セキュリティもかけてなかったから変な物見てないだろうな!」

「見てねーよ。あとセキュリティかけてなかったのかよ…」

マミたんという謎フォルダがあったことは気にしないでおこう。

そんな会話をしながら5分ほど歩いたところで愛さんはふと止まった。

「どうした。見つかったか。」

そう安田が聞くと愛さんはある建物に指を指しながら言った。

「ここです!きっとここにいます!」

彼女が指した建物はサーカス?でもするには小さいようななんとも奇妙なドームの建物だった。

オイオイ…ここに入れっていうのか?てか旅館どうすんだよ。げんなりする俺とは反対に2人は意気揚々と奇妙な建物に向かっていくのであった。
 

(無題)

 投稿者:神間裕矢  投稿日:2011年 3月26日(土)01時04分54秒
  「はぁ。そんで、この子は何が嫌でこんな所に来たんだ?」

「いや、だから言っただろ。龍を探してくれるんだよ。」

…………。

「そんで、君は何が嫌でここに来てしまったの?」

「いえ、私は説明にあったままです。龍を探すためのレーダーとして呼ばれました。」

………。

「お前等はどんな情報を持っているんだ?」

「え~。それは、いかにお前が親友だからといって公開するわけには行かないな~。」

「そうか。」

(どすっ。ぷらーん。)

「あの、いいんですか?安田さん倒れちゃいましたけど。」

「ああ。そんで、君はどんな情報を持ってるんだ?」

「それは言えません。今回の目玉らしいので。安田さんにも言うなと言われてますし。」

「そうか。ならいい。」

そう言って俺は友のバックをあさる。
………ないな。という訳でこいつのポケットを探る。

「あ~。あった、あった。」

出てきたのは財布。今ここに生きるのに必要な金やカードが入っているとても大切なものだ。
俺はそれを開いて中身を取り出す。

「あれ、ないな。という事は。」

「あの、何をしてるんですか?」

「ん、ああ。気にしなくていいよ。」

こいつが財布に何にもメモを入れてないということは、必要な情報は大抵マミたんに入っている。しかし、そのマミたんは今は上下に真っ二つだ。だが、情報が取り出せない事はない。

「さてと………。えぇ~っと、一場さんだっけ。ここら辺にネットカフェかなんかのパソコンが使えるとこってない?」

「ああ、はい探せばあると思いますよ。」

俺は友をかつぎ、荷物を持つ。移動先はネットカフェ。GPS(Global Positioning System)を使った一場さんに先導されるがままについていく。


ネットカフェに着く。身分証明を適当に済ませ、個室に入る。ちょっとせまい。

「あの、何をするんですか?」

「こいつのパソコンの中の情報を取り出すんだ。」

「できるんですか?」

「俺をなめんなよ。というか、学校の授業で習ったから。」

正確には情報の授業中に友から教えてもらったものだが。

友のバックから必要なものを取り出しネットカフェのパソコンとマミたんを繋ぐ。

うしうし。マミたんの方のアカウントセキュリティも無くなってるな。

………。

作業終了。とりあえず取り出せる情報を取り出し閲覧。その後、持ってきた外付けHDに情報を入れ終了する。

「ふぅ。とりあえず、宿に戻ろうか。」

「あぁ、はい。」

と、いうわけで旅館に戻る。
 

(無題)

 投稿者:ハタサマ  投稿日:2011年 3月26日(土)01時04分20秒
  「マミたぁぁぁぁぁ・・・」

ひとしきり泣いた安田は、ベンチに座り込んだ。
そんな安田を見るのが痛々しくて(マミたああんと泣く安田も「イタイタ」しかったのだが)僕は無言で自販機で買ったジュースを突き出した。

「あ、ありがとう・・・」

安田がこんなよわよわしい声を上げるなんて。
よっぽどマミたんに愛情を注いでいるのだなと僕は思った。

「俺は・・・どうすればいいんだ・・・」

僕は言葉にならない何かを伝えようと、安田の背中をさすり続けた。

どうしようか・・・
こんなハプニングがあって、僕は何ができるだろう。
何か安田にしてあげられないのだろうか。

だって

だってこの旅行で僕を引っ張って行ってくれるのは 安田 なのだから。


「おい安田。そろそろ行くぞ。」

あんまり長く座っているので僕はたまらなくなってそう呼びかけた。

「お、おう・・・」

僕の持論だが元気のないやつをそのままにしておいてもいつまでたってもそいつが元気になることはない。
気を紛らわすために別のことをさせるのも一つの方法なのだ。

「えーまず俺のプランでは、青森県にいると呼ばれる伝説の龍・・・つまりドラゴンだな。それを探しに行こうと思っていたんだ。」

・・・

僕は呆れてものが言えないという表情がよく見えるようにあんぐり口を開けた。
マミたんの破壊で頭がおかしくなってしまったのだろうか。

「ああ・・・すまんな。俺がアニメとか小説とかそういうのにはまっているのと同じ感じにプログラミングができるのを知ってるだろ?」

確かに。長所の特にない安田だが、プログラミングに関しては普通のエンジニア並み、いやそれ以上かもしれない能力を持っていた。

マミたん は安田によって大幅にパワーアップさせられた特別なPCだったのだ。

「今回、その龍を探知するための手段として、俺が新たに開発した、自機位置発見プログラム。全サイト本文検索プログラム、ネットアクセス制限解除プログラムを入れておいたんだ・・・」

しかしマミたんは生存していない。
お亡くなりになっている。

安田も無言になった。


安田が事前に予約しておいた(前払いだった。ここもこいつのおごりなのか?)旅館に到着し、腰を下ろした。

「俺はさ。龍をペットにしたい、と思ったんだよな。アニメの話じゃなくて。」
「何の話だ?」
「だから、ドラゴンをペットにしたいの
。」
「はあ・・・」

安田は立ち上がった。

「マミたんがいなくても大丈夫!助っ人を呼んでおいた!!」

いきなりなんの話だろう?
僕はドアのほうを振り向いた。
「俺が連れてきた助っ人! COME IN !!」

がちゃ・・・

入って来たのは中学2年生?くらいの女の子だった。


しかも無茶苦茶可愛い。

「この子が今回協力してくれる、一場愛ちゃんでーす!」

僕はいつのまにか安田に詰め寄っていた。

「っー!ってなんだよ!想定外すぎるだろ!?」
「まあ!まあ!」
「なんだよ!それは!おい!」
「待てって!説明するから!」
「ああ!?じゃ説明してみろよ!!」
「だからこの子は北海道の俺の友達!」
「どうして知り合ったんだよ!?」
「ネットで・・・だな。」
「ああ!?この3次元に興味持ってなさそうなふりして・・・出会い厨か!?」
「違う!違うから!」
「じゃなんなんだよ!?」
「俺が!昔北海道にいた時に婚約した!」

!?

僕はうっかり安田をつかんでいた手を離した。
そのすきに安田は立ち上がってしまった。

「ってのは嘘だ。」
ちろっと安田がしたを出した。
 

(無題)

 投稿者:管理人  投稿日:2011年 3月26日(土)01時03分14秒
  「なあ、お前もこの小説の続きの展開考えてくれよ。」
安田が新青森駅の階段を降りながら、話しかけてくる。

「ああ、いいけど、お前はどこら辺まで考えているんだ?」
「ちょっと待って」
安田がマミたんを取り出す。ピンク色のそのボディーは、駅の白い壁に異常なまでの存在感を示した。

その時、安田が階段を踏み外した。転がり落ちる安田とマミたん。

「大丈夫か!」
俺が叫ぶと、階段を駆け下りる。安田は大した怪我はないようだ。残り5段程度であった、ということも幸いだったようだ。

だが、俺は少し離れた、ロビーの真ん中でまっぷたつに割れている、ピンク色の物体を目にした。

「ぎゃぁぁぁ!俺のマミたんぐぁぁ!」
どうやら安田も同じ光景を見たようである。人間とは思えないような叫び声をあげると、マミたんに駆け寄った。

マミたんは見事に画面とキーボードで割れていた。たしか、マミたんはダイナミックブックという名前のパソコンだったと思うが、こんなにダイナミックに壊れてくれるとは。

ロビーにしゃがみ込み、人目もはばからず大声で泣く安田を、青森の人々が、遠巻きに眺めていた。
 

(無題)

 投稿者:キキ  投稿日:2011年 3月26日(土)01時02分35秒
  美恵が席に戻ると、ちょうど担任がやってきた。
「みんなー!!今日でお別れだッ!!
オレは、オレは、みんなの担任になれて、
……ウッ、ウッ。
よかった~~~!!」

と、一人泣きし始めてしまった熱血先生をみんなは、冷めた目で見ていた。

『はぁ……』

窓際の席から、外のグラウンドを見つめるが、

『あれ?今、空でなにか光ったような……』

そんな思いに囚われた。

『まぁ、UFOが堕ちてくるなんてアニメみたいなこと起きないか。』

ぼくは早々に違和感に別れを告げ、長い長い校長のお話が待つ、体育館に向かっていった。



「こらっ!!」
突然目を覚ました“浩二”に、オレは、パソコンでせっかく書いた小説の続きを奪われてしまった。
「オレのマミたんで何やってる!!」
 オレは行き先も教えずに連れてきた“コイツ”に仕返しをするために、狸寝入りをしていたのだ。
 案の定ぐっすり眠った“コレ”のバッグを漁ると、このパソコンが出てきたのだ。(ちなみにマミたんというのは、コイツがこのノーパソにつけた痛い痛い名前だ。)
 そこでデスクトップ画面(もちろん痛い二次元の両目の色が違う美少女画像……)を見てみると、例の小説があるではないか。これはイタズラするしかない。ということで、書いていたのだが……。

「マミたんは、いくら橘といえども、気安く触ってはならん!!」

「へぇ、へぇ、悪うございましたね」
パソコンをカタカタやり始める安田。
「でも、なかなか、いいじゃないか。うん。悪くないな」

「うそ!!こんな適当なのでいい――――」

オレの最後の言葉はアナウンスにかき消された。
それは、新青森駅の到着を知らせるアナウンスだった。
 

(無題)

 投稿者:minku  投稿日:2011年 3月26日(土)01時02分8秒
  車掌に2枚の切符を見せた(俺の分はおごりなのか?)後の出撃準備時間。
この俺、橘慶太は相方が精密機械に向かって高速で指を動かしているのを片目で見ながら、特になにをすることもないので物思いにふけっていたわけだが、この企画について少し疑問に思っていることを聞いてみようと思った。
「なあ、ちょっと聞きたいことがあるんだが…。」

「ん、なんだ?言ってみろよリア充。」

「な~んで切符の行き先が新青森なのだろうな…アニオタ。」

行き先はさっき切符を車掌に見せた時わかったことだ。

「うるせーな。修学旅行にはサプライズが必要だろ?こういう場所で予想外なことが起こった方が楽しいに決まってる。」

いらねーーーッ。平凡な俺には平凡な京都とかがお似合いなのだ。そう思っていると殴りたくなってくるようなドヤ顔をしながら安田は言った。

「まあ、新青森なんて俺の庭みたいなもんだからお前は安心して修学旅行をたのしめよ。…彼女と一緒がよかったか?」

「うるせー。余計な御世話だ。」

こんな奴になんで彼女を会わせなければならないのだ。…いや、別にこいつが妙にツラがよくて女にモテるわけだが、同じ漢として負けた気分になるからではない。まあ安田自身が彼女を作る気がない(3次の女に興味がない)わけだが…こんな奴と友達だなんて言うのは俺ぐらいなもんだぜ。
まあ疑問はスッパリ解決?したわけだが、これ以上話題もみつからないし俺は少し仮眠をとることにした…
 

(無題)

 投稿者:神間裕矢  投稿日:2011年 3月26日(土)00時58分39秒
  「おちがないじゃん!」

俺(橘慶太)は安田浩二の書いた小説につっこんだ。

「ていうか、俺を小説の中のアニメの中のサブキャラにするなよ!お前がアニメ好きの駄目野郎だっていうのは、まんまだけどな。」

それに対し横で缶コーヒー(朝専用のあれ)をすすっていた友である安田浩二は、即座に反応する。

「な、お前アニメをバカにするなよ!いいか、アニメっていうのはな………」

「ああ、もういい。それはもう何十回と聞いた………。あ、それと重要なことをひとつ。」

「お、何だ。」

俺の真面目な雰囲気につられ、我が友も真面目な雰囲気をかもしだす。

「俺の彼女をアニメのヒロインにするな。」

「……。あ、もうすぐ着くみたいだぞ。」

「おい、はぐらかすな。後お前が最初に2拍置くときは嘘をついている時だ。」

そう、こいつは俺の彼女まで使いやがったのだ。いっぺん地獄を見てもらったほうがいいのかもしれない。

「え~。いいだろ別に。減るもんじゃないし。」

「ハァ………。」


……ガタンゴトン。ガタンゴトン。プワァーン。……


あ、ちなみに今俺らは今旅行をしている。まあ、修学旅行ってやつだ。二人だけの、だが。

何故、二人で今電車に乗っているのかというと、それは昨日の晩にこいつが言い出したのだ。


………

『明日から俺らだけで修学旅行行こうぜ。』

「はぁ?何言ってんの、お前。」

『ああ、心配すんな。こっちで全部考えてある。それじゃあ明日、いや今日か。7時に駅な。そんじゃ。』

「え、ちょ。おい。あ、切れちまった。」

………


こんなことがあったのだ。

とりあえず俺は着替え一式と財布、携帯などを持ってきたのであった。

俺らが向かっているのは北の方。とはいえ、目的地を俺は知らん。

そして、こいつは俺への説明もほっといてパソコンで小説を書いていたというわけだ。

調子のってんじゃねえぞ、と思いながらも俺は黙ってついていく事にした。
 

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