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10月28日勉強会の疑問点の片山さん解説

 投稿者:市村  投稿日:2017年11月10日(金)20時11分17秒
返信・引用
  native speakerとのdiscussionの報告(10月28日分)                  2017/11/09

(1) 第5パラグラフ
~~a man who looks like Santa Claus singing about “ supersexy” produce while,
among other things, bathing in a tub of milk. の文章のsupersexy は文字通り
「極めてセクシーな」或いは「超セクシーな」という意味になります。
牛乳の浴槽に入り、超セクシーな(形の)農作物についてサンタを思わせる人が歌うというバカげたコマーシャルで名をはせているということです。

(2) 第7パラグラフ
It was a nuanced game of cultural translation~のnuanced は “small details, many times” となり、gameはtaskと考えるとのことで和訳としては「文化の
翻訳という微妙な意味合いを感じさせるような仕事」となると思います。

(3) 第11パラグラフ
In the Strerath formula of the German mind, this would be an appeal to that warm and cozy feeling of Gemutlichkeit. のan appeal は「魅力あるもの?有利な
条件」と考えられるとのことですが、和訳としてはどちらを使っても良いと思います。
それからmind はheadで行う「筋道を立てて行うthink」のことで「知性」を
イメージさせます。German mindは「ドイツ人の思考、考え方」となると思います。

(4) 第18パラグラフ
“broader culture”, “ trigger warning ”,“safe place” について

① Trigger warning は例えば大学で「家庭内暴力」「自殺」「性的虐待」等について講義を行う際に、参加者の中にそのような体験者がいてトラウマとなっており精神的に耐えられない場合があります。従って教員は前もってそのような講義になるかもしれないと「事前通知・警告」をしておく必要があります。それがtrigger warningです。また事前通知により該当の学習者はその講義に出席しなくてもよいことになります。またそのようなテーマの講義がなされない場所がsafe placeです。

② broader cultureは そのような学習者の人権に配慮した価値観を教員や学生が広く共有して、前提としている状態を言います。

大学のリベラルを攻撃する「保守層」はそのような状態が「学生を甘やかす」ことに
なるという口実で批判を行っています。
 和訳としてはbroader cultureは「広く行き渡っている(学生を甘やかす)考え方」或いは「(保守派から見た)寛大で自由な考え方」等になると思います。

*今回はいつものnative speakerに加えてアメリカにいる2人のnative speakerにも
 メールで問い合わせてみました。回答のニュアンスは微妙に違うものがありましたが
 大筋はほぼ同じものでした。

 課題によってはnative speakerの意見の異なる場合もあり、なかなか面白いものです。
質問等があればまたお知らせ下さい。(文責 片山)
 
 

10月14日勉強会の疑問点の片山さん解説

 投稿者:市村  投稿日:2017年10月27日(金)16時51分47秒
返信・引用
  native speakerとのdiscussionの報告(10月14日分)                  2017/10/26
(1) 第3パラグラフ
Hence the need for an alternative realityの訳について・・・
前文の “If the person who gets to tell the story is always one kind of person~~ we internalize it, we drink it in as fact.” の意味を先ず考えます。
・ one kind of personはこの場合「男性(女性に対する)」
・ internalizeはassume, get used toという意味。
・ drink something inはabsorb, understandという意味になります。
要約としては「話をするのが男性ばかりなら、我々女性がそれを本当だと思ったり、
現実として理解してしまう。」ということになります。

作者はそれに反対の立場ですから、そういう現実は駄目と考えていて、それがHence the need for~の文章になっています。ですから和訳としては
「したがって、そのような現実(男性ばかり発信し活躍する現実)とは違った現実が必要になるのだ」となります。
ちなみに男性活躍社会をcurrent realityとするとalternative realityとはnot current realityのことになるとnative speakerは言っています。

(2) 第10パラグラフ
① you could hear all of Texas in their voices~の文中のTexasはTexas dialectsのことで、「あらゆるテキサスなまりの言葉が聞こえた」ということであり、その具体例が二つ書いてあります。long Southern vowelsとrolling Spanish consonantsです。
後のa common urgencyは前のhearの目的語です。つまりhearの目的語として
all of Texasとa common urgencyの二つが書かれてあります。a common urgencyのここでの和訳としては「皆がしゃべるあらゆるテキサスなまりは、いずれも共通して緊急事態だという緊迫した調子を帯びていた。」と考えられます。

②I’m going to pick you up now,はこの場合単に「おんぶする或いは担ぎあげる」となります。Native speakerは文脈からbeing physically picked upとなると言っています。
(3) 第13パラグラフ
① our better angelsという表現は、もともと人間の右の耳の所にangelがいて「善きこと」をささやき、左の耳の所にはdevilがいて「悪いこと」をささやくとされて
いることから来ているとのことです。自分の左肩から後方へ塩を投げて悪を払うのはこの考えから来ています。この英文のcontextから考えてbetter angelsはgood part of our thinkingとなるとのことです。和訳としては市村さんが書かれている「我々の善き本姓」で良いと思いますし、また「我々人間が持っている善なる部分」等でも良いと思います。

② “ We’ve got you…. I’ve got you……. You’re O.K.” の和訳について
We’ve got youはWe are supporting you、I’ve got youはI’m supporting youの意味になるとのことです。従って訳は「我々がついていてあなたを支えています、私があなたのことを支えています。だから安心していいですよ。」となると思われます。文法的には現在完了で「完了・結果」を表し「もう掴んでしまって離さず今も支えているから大丈夫」ということになります。

③ to the woman in laborについて
<1>意味は「the process of giving birth to a baby」の女性です。つまり「分娩中の女性」になります。
<2>deliverとlaborは韻を踏んではいないとのことです。似通った発音に聞こえるが違うとのことです。
<3>in laborとの意味的な流れでdeliver(<出産する>という意味もある)を使っているのかということですが、全く関係はないとのことです。
<4>敢えて or deliverとしたのは、ここではdeliverは「見解を述べる」つまり「情報を発信する」という意味になります。それに対してすぐ前のhearは「耳に入ってくる」つまり、「情報が入ってくる」ということになり、「受信と発信」という「対比」になっています。hearという「受け身」に対してdeliverという「能動的行動」を対比させることで作者は能動的行動を奨励しています。

(4) 第15パラグラフについて
① they only understand one thing のtheyは「北朝鮮」のことです。
② one thingの内容については、トランプが敢えて明らかにしていません。つまり北朝鮮政府が「恐らく軍事行動のことだろう」と推測するようにさせています。トランプ流の「あいまいさ」を最大限利用して疑心暗鬼を起こさせるtacticsです。

以上、遅くなりましたが参考にして下さい。何か質問等があればどんどんshootして下さい。(文責 片山)
 

9月23日勉強会の疑問点についての片山さん解説

 投稿者:市村  投稿日:2017年10月 9日(月)18時51分12秒
返信・引用
  Native speakerとのdiscussionの報告(9月23日分)         2017/10/06
資料「Will women ever break the bronze ceiling?」
(1) このタイトル中のeverに関して
everは簡単そうで解釈が難しい単語です。定義としてat any timeになるとnative speakerは即答しました。anyは「ないかもしれないが、もしあれば」という意味ですからat any timeは厳密に直訳すると「そういう時はないかもしれないが、もしあればいつでも」となります。
   従って和訳は「そういう時がないかもしれないが、もしあるとするならいつでもいいので女性はブロンズの天井という限界を破るつもりがあるのか?」となり、女性に対する作者の叱咤激励とイライラ感が込められています。

ちなみにHave you ever been to America?の様な中学校で習う文章もこのeverの意味が基本で「 行ったことがないかもしれませんが、もしあればいつでもいいのですがアメリカに行ったことがありますか。」が元の意味です。(英英辞書はat any timeを①に, alwaysを②として載せていますから殆どの文はat any timeをもとに考えると良いと思います。)

(2) 第2paragraphについて
appointed commissionsの意味は選挙で選ばれた知事や市長などが指名して各種委員会を発足させます。その「委員会」のことになります。

(3) 第3paragraphについて
It’s a fraught moment for the politics of representation in America.はgenderという語がrepresentationの前にあると考えるべきとのことです。representationはこの場合「(特に女性を)彫像や絵画等で顕彰する」
fraught momentは「気がかりな時期」
politicsは「ideas and activities relating to gaining and using power」となりますから全体の試訳としては「性に関して(特に女性に関して)顕彰するということを目指す人々の活動にとって今は気がかりな時だ。」となると考えられます。
この文の後の文章でその気がかりなことの具体例が書かれています。

(4) 第4paragraphについて
  By having women missing, it sends the ・・・の文の基本的考え方は
  missingをするのはwomenでありその状況をhavingしているとなります
native speakerによれば、その考え方が難しいと感じるならhavingを
allowingと考えてBy allowing women to miss (opportunities) と考えればよいとのことです。ちなみにこのhaveの使い方は英和辞書や文法書などに詳しく出ています。蛇足ですが「英文法解説(江川泰一郎)や
実践ロイヤル英文法(マークピーターセン)」等がお勧めです。

 (5)第7paragraphについて
   To really see folks who were・・・can be inspiring to younger・・・
とTo show that there are ways of・・の二つの文章は主語がto really
 以下の文とto show以下の文で共通の動詞がcan be inspiringとの
 ことです。伝えたい内容からそのような構造になっているとのこと
でした。(私は個人的には二つめの文は最初の文のまとめ、或いは
        restatementと考えていたのですが・・・)

(6) 第8paragraphについて
In making its own statement, Fearless Girl changed the meaning of the artwork it stood before.
・it stood beforeのitは斜体字の「Fearless Girlの銅像」のこと。
・stood beforeは文字通り「~の前に立つ(ここでは過去時制)」で別の英語で言えばface(~に直面する)になります。
なおnative speakerによれば斜体字のFearless Girl, Charging Bullはいずれも「~の銅像」の意味ですが、10行上のFearless Girlにtheが付くのはthe ( statue called ) Fearless Girlと作者が書いていると考えるのが良いとのことでした。

またIn making one’s own statementはBy making a statementと考えると良いとのことです。
試訳としては「Fearless Girlの銅像は独自のメッセージを(そこに存在するだけで)伝えることで、前にある芸術作品の意味を変えてしまった。」となると思います。

(7) 第11paragraphについて
On Aug.26 she’s co-hosting a conference・・・でshe isかshe wasか少し議論になりましたがnative speakerはisが妥当と言っています。
理由は文全体から考える時、wasと過去時制にするとconferenceの内容の文章が載らねば不自然だし後のwillとの整合性がないとのこと。
資料「The lasting legacy of a life devoted to loving the sinner」
(1) 第1paragraphについて
She had a rebellious streak so wide that it really wasn’t even a streak.
はso~that構文が使われています。
 streakはpart of one’s character、
wideはconspicuousと考えて
「彼女は性格的に一部反抗的なところもあったが、一部分とは思えぬ程
目立つものになっていた。」となると思います。

(2) 第2paragraphについて
the combined resources of the state of Florida on not much more than
cigarettes, caffeine, alcohol and nerves.
この場合the combined resourcesはpolice systemとcourt systemとlegal systemの3つのauthoritiesが束になったものとのこと。
また、onは「~に基づいて」not much more thanはonlyですから和訳は「彼女はタバコ、コーヒー、酒、それに度胸だけをもとにフロリダ州の束になった権力に勇敢に立ち向かった。」となると思います。

(3) 第4paragraphについて
The ragtag nature of this life-and-death litigation, and the near executions of ・・・・went on for years. はwent on for yearsが文全体の動詞(何年も続いた)です。
主語はその前の文章全部です。ragtag「荒い」nature「(本来の)性質」
near execution「処刑になる寸前」などを参考にすると

試訳は「このような人の生死に関わる訴訟のような荒い性質の仕事や控訴をするのに十分な根拠があることが分かった人が処刑されそうになり、Holdmanがやっと弁護士を見つけたというようなことが何年も続いた。」
となると思います。

 (4)第6paragraphについて
She drew on these lessons to perfect the art of mitigation, the key to modern death-penalty-defense work.
draw on「~を活用する」 mitigation英和辞典は「減刑」とありますがこの場合the defense of those facing the death penaltyと考えます。
defenseは「被告側の弁護」ですから「死刑を目前にした被告の弁護」
となります。ですからdeath-penalty-defense workは「死刑判決を受けた被告の弁護の仕事」となります。全体の試訳は
「彼女は減刑のための要領、つまり現代の死刑判決を受けている被告側を弁護する仕事の秘訣を完全なものにするためにこれらの教訓を生かした。」となると思います。

*今回も長くなりましたが参考にして下さい。
*native speakerとTimeの記事について3時間ほど英語でしゃべり続け
ると、脳内の日本語の回路が一時麻痺して無性に甘いものが欲しくなります。(笑)
   *質問等があればまたshootして下さい。(文責 片山)
 

Re: 小山さんへの回答

 投稿者:小山  投稿日:2017年 9月29日(金)22時42分4秒
返信・引用
  > No.368[元記事へ]

片山さんへ

ご丁寧なご回答をありがとうございます。

We polled the race stuff and it doesn't matter.という短い文章を意訳するにあたっては、記事全体を深く読み込み、英文と記事の背景を理解する努力なしでは出来ない事だと思います。
英語に取り組まれる片山さんの真摯な態度と努力には頭が下がります。


英英辞書を使う場合の注意点も参考になりま した。
私自身も未知の単語を英英辞典でいきなり引く事はほぼありません。
英和で引いた上で、まだ意味がしっくり来ない時に英英で引くとあっと合点する時があります。
そして、英英で単語の意味を読んでいると面白いなあと思う時があります。

しかし、しかし、must-doやwish to doがあれこれあり、excuseとなりますが、他の事に時間を取られ、TIMEを時間をかけて丁寧に読まない事多しですが、、、(-_-;)

>  最後に小山さんが書かれている「縁あって学び合う仲間」という文言に改めて感動しました。
>  良い言葉ですね。

わあ、どうもありがとうございます。
TIMEのご縁は大事にしたいと思っています。

小山

 

小山さんへの回答

 投稿者:片山郁彦  投稿日:2017年 9月29日(金)12時13分6秒
返信・引用
  小山さんへ。
 解説に対する質問とコメントに感謝します。
 さてWe polled the race stuff and it doesn't matter.の文章に関しての質問について。
 この場合pollはクリントンがトランプが白人至上主義者に人気があると批判したことに対して
 人々がどう思っているかトランプ陣営は世論調査を行いました。それが We polled the race
  stuffということです。race stuffはrace related issues(人種に関わる問題)、pollは
  inquire about people's political opinions(有権者の政治に関する意見を聞いてみる)と
 いう意味だと思います。
  ちなみにstuffは「事柄、もの」等の訳があります。

 そしてバノンは「(白人至上主義者に人気があっても)トランプの支持に何の影響もない」
 と答えています。つまりit doesn't matter.と言っています。
 ご質問の「トランプのそういう傾向」というのは「白人主義者に人気がある傾向」というつも
 りで意訳として書いたものです。

 英英辞書の使い方については、日本人である我々が使うには注意をする点があると思います。
 全く未知の単語をいきなり英英辞典で引くのはお勧めできません。私はかえって混乱する時
 がよくあります。(かえって時間がかかってしまうのです)
 そうではなくて、自分がよく知っている(と思い込んでいる?)単語、特に動詞を英英辞典で
 引くのが最も効果的な英英辞典の使い方と思います。

 例えばknowを英英で引くと to have information about something(情報を持っている状態)
 と書いてあります。learnは to gain knowledge of a subject or skill by experiencing
  (経験を通じて知識、技術を得る)とあります。これらは中学校から習う単語ですが使い方
 も意味も違います。

 ある程度単語は知っていて、それを本当に使えるように洗いなおすために、知っている単語
 を気楽に引くのが英英辞典の最高の使い方だと思います。
 ちなみに小山さんが書かれているunderstandは「頭の中に情報が取り込まれる」recognizeは
 re-という接頭辞がありますから「再認識する」つまり一度どこかで認識しており、再度見た時
 それと分かるということですから「人の顔を見て誰だか分かる」の文脈で使います。

 いろいろ書きましたが参考になさって下さい。なおその他のnoticeやrealizeも英英辞典や語法
 辞典等で調べると面白い使い方が載っていますから調べてみて下さい。

 最後に小山さんが書かれている「縁あって学び合う仲間」という文言に改めて感動しました。
 良い言葉ですね。
 
 

Re: 英和辞典の限界

 投稿者:小山  投稿日:2017年 9月28日(木)10時21分4秒
返信・引用
  > No.366[元記事へ]

片山さん
9月9日の疑問点についてのご解説をありがとうございます。
参考にさせて頂きながら、復習しました。

P33 第4パラグラフ
We polled the race stuff and it doesn’t matter.
race stuffはトランプのそういう傾向と意訳されてますが、直訳はトランプの人種的な事柄となるのでしょか。
Stuffと言う単語は訳す時になんかあいまいとなります。

P36 第13パラグラフ
The paranoid spokesman…traffics in
Traffic inは不正な物を扱うと辞書に出ていたのですが、訳すとしっくり来なかったのですが、
貴訳の不当につかさどるはしっくり来ます。

さて、9/26ご投稿の「英和辞典の限界」を拝読しました。
確かに英和辞典でknowを調べると、「知っている、知る…」と載っていますね。
でも、「知っている」が意味として基本の状態動詞ですし、learnは知識などを他者から聞いて習得する、知るという動作動詞ですね。
後、understand, recognize,realize,notice などの使い分けはnon- native speakerにとって
なかなかできません。

以前、Y氏が英英辞典を使う事を提唱された事を覚えています。
で、英和のみならず時々英英も使って、調べます。

ネイティブでない私達にとってTIMEの英語を読解勉強する事はハードルがとても高いですが、縁あって学び合う仲間の皆様と楽しく明るく少しでも前進していきたいです。
これからもよろしくお願いします。

小山
 

英和辞典の限界

 投稿者:片山郁彦  投稿日:2017年 9月26日(火)09時39分43秒
返信・引用
  このタイムを読む会に参加させて頂いたおかげで「英和辞典」の限界をますます感じるようになっています。ドラゴン桜のモデルになった駿台予備校講師の有名な竹岡広信氏が書いておられますが、例えばknowという単語は状態動詞で「~を知っている」という意味が根本です。「情報や知識が頭の中に入っている状態」であって動作動詞ではないので、「~を知る」という意味はありません。

 しかし辞書には「訳のための訳語」も書いてあります。実際、私の手持ちの辞書にも
「知っている、知る・・・」と書いてあります。しかし「知る」と書いてあってもknowの意味ではないので、場合によっては本当の意味を知らずに覚えてしまう危険性があります。
その結果英作文でknowとlearnの使い分けができなくなったりします。

 タイムなどを読む時は英和辞典では全く意味が分からない時がよくあります。英英辞典を使うことと、native speakerに尋ねることになります。(英英を使って更に分からなくなる時もあります(笑))

 英和辞典の限界を知りながら使うのが社会人の使い方になるのでしょうか?(笑)
 

2017年9月9日勉強会疑問点についての片山さん解説

 投稿者:市村  投稿日:2017年 9月22日(金)17時46分32秒
返信・引用
  問題点に関するnative speakerとのdiscussionの報告          2017/09/22
資料「American Hate, A History」について
(1)第2Paragraphに関して
      ①In the wake of Heyer’s death, the President・・flailed about,・・・
 下線部flail aboutはmove uselessly or move without purposeという
意味で「無意味に(むだに)身体を動かして」となります。
   ②Donald Trump wondered aloud why people weren’t more upset by the “ alt-left ”, ・・・・
    ・この文のwonder aloudはthink aloudのことで「思ったことをそのまま口に出す」と解するとのことです。
    ・upset byはangered byと解釈して「~怒りの気持ちを持つ」となり
     内容としてトランプは抗議活動に反対する若者を殺したのはナチズムを信奉する者だという事実を明らかにせず、”alt-left”の人々に責任があるかのようにすり替えている状況です。和訳としては
    「人々は何故いわゆる “alt-left”の者たちにもっと怒らないのかと次々と疑問を口に出していた。」と考えられます。
 (2)第4Paragraphに関して
    ①・・in the tangled political thickets of Trumpland.
          このTrumplandはTrump Administration(トランプ政権)と考え
     tangled political thickets of(錯綜した政治的なやぶの絡まったような複雑な状況)は政権内の複雑な権力構造と外部の支持勢力のからみの複雑さを表しています。それをDisneylandのような言い方で揶揄しています。和訳としては「トランプランドという錯綜した、政治的な藪のからまったような複雑な状況の中で」と考えられます。
    ②・・・but he tends to do so only after confounding caesuras---
    のcaesuraは「詩を読む時の(技術的な)小休止」という意味ですが
    ここではトランプが政治的な意味でわざと沈黙をしてからコメントするということを言っています。その沈黙の間、人々はイライラしますが、それがconfounding(いらいらさせる)という表現になっています。和訳としては「やきもきさせる小休止の後にだけそのことを行う」という直訳から「やきもきさせるような沈黙を必ず行ってその後にやっと、はじめてそうする傾向がある。」という意訳になります。
    ②We polled the race stuff and it doesn’t matter.はクリントンがトランプに対して白人国粋主義者に人気があるという批判をした時「我々の陣営はトランプのそういう傾向に対して独自に調査をして何の問題もないということをBannonが質問に答えているということです。
 (3)第12Paragraphに関して
    the historian Richard Hofstadter discerned a pattern of extreme
conspiratorial theories about fundamental threats to the country.
の文はextremeはunrealistic or exaggeratedと解釈し、conspiratorial
theoriesはconspiracy theories(陰謀説)と解釈すると和訳としては
「国家の存在を脅かす根本的な脅威について非現実的な陰謀説が出てくる傾向があることをRichard Hofstadterは認めた。」となると思います。
(4)第13Paragraphに関して
    ①The paranoid spokesman ・・・He constantly lives at a turning point:
      ・・・・・・to conspiracy.
   までの文はHofstadterが批判的に陰謀説を利用する者の行動を書いた文
   章です。試訳として「(陰謀説を唱える)偏執病的なスポークスマンは
   全世界、全政界の現状、人間の価値を支える全てのシステムの創造と破
   壊を不当につかさどる。(思いのままに変えてしまう。)その者はいつも
文明の障害物の役目を果たしており、常に歴史の転換点にいて陰謀と抵抗
する準備をするのは今をおいて他にないと唱えるとHofstadterは本で述
べた。」となると思います。native speakerによれば、白か黒かの極端な
ものの見方で人々をけしかける手法を批判する文章だということです。
  ②Hofstadter identified the current tendency to see powerful forces at
work to undermine・・・・(Immigrants, Jews, and international bankers
were favorites.)の文章のpowerful forcesはconspiracy groupのことで
「アメリカの生活や~を弱める(陰謀説を進める)強大な力が繰り返し
働いているのが分かった。(移民、ユダヤ人、国際銀行家がその陰謀説を
すすめる者たちの絶好の標的であった。)」となると思います。なお
favoritesはここでは、“本命”つまり“本命の標的”と考えるとのこと。
(5)第17Paragraphについて
    To attack Secret Service agents or ATF people~as wearing Nazi~
    ~wanting to ‘attack law-abiding citizens,~~の文章の基本構造は
        ・To attack~citizens(主語)
       ・is a vicious slander(動詞と補語)となります。
    主語の中のattack~as は「as以下のことを理由として~を批判する・
ののしる」という意味になります。
asは前置詞でwearingとwantingの2つがasの目的語になります。
本来ならandでこの2つをつなぐべきですが作者の意図で省略されて
います。

和訳は「ナチのバケツ型のヘルメットと黒の突撃隊の制服を着て法を順
守する市民を攻撃したいと思っているとして~を批判するのは~への中傷になる。」と思います。
なお、native speakerによれば、NRAが配布したfundraising letterにこのようなことを思わせる文章かイラストがあったと思われるとのことです。

資料「The US territory in the line of North Korea’s enveloping fire」について
第5Paragraphに関して
 He called Calvo, Trump said several times, “ to pay[his]respects.”
 のpay his respectsは「敬意を表する」という意味です。
この場合トランプはGuamの知事に「全世界の注目になっていたり、北朝鮮の標的に数えられたり」してGuamが一種の「犠牲を払っている」ことに対して敬意を払い、同時に励ましているという内容の電話をしたと考えるとよいとのことです。

*今回も多くなりましたが参考にして下さい。
*今回のこの記事は作者の癖が強く出ており、独特な言い回しが多いために、native speakerが「時間をくれ」と言って考え込む時間が何回かありました。
*しかしこのnative speakerは記事を読むのが楽しみになっているようです。Timeなどを読むのは欧米ではmental abilitiesの強い人で
しょうからnative speakerも嬉しいのかもしれません。
*質問等があればまたshootして下さい。(文責 片山)
 

Re: 英文を読むことの意味

 投稿者:斎藤  投稿日:2017年 9月14日(木)11時03分47秒
返信・引用
  片山さんが英文中のある動詞の時制や活用形について疑問や意見を口にされたことがありました。(そのうち1回は、私は気づいてもいなかったのですが。)
たったひとつの動詞にもこだわって正確に意味を解釈しようとする、片山さんの強いご意志を感じました。
外国人である我々が英文の細かいニュアンスをくみ取るために不可欠で重要な姿勢だと思います。
 

Re: 英文を読むことの意味

 投稿者:小山  投稿日:2017年 9月13日(水)17時40分35秒
返信・引用
  > No.362[元記事へ]

片山郁彦さんへのお返事です。

越前敏弥氏訳「ダビンチ・コード」は10数年前に夫が買ってきたので、読みましたが、
その後トム・ハンクス主演の映画も見ました。
本も映画もとても面白かった事を覚えています。

10年前にシシリー島へ行った時に、教会をたくさん訪れたのですが、ある教会で
本のある場面によく似た現象に遭遇し、「ダビンチ・コードみたい!」と私が叫んで、
現地のガイドさんと盛り上がった思い出があります。

閑話休題
ご紹介の越前氏の言葉は襟を正して拝読しました。
毎回、予習はできるだけ時短で、単語もこんな意味だろうと推量し、辞書を引くのを
省略しながら、英文記事に意味のカキコをしている私ですので、、、
反省、反省、、、

英文を読む上での貴重なアドバイスをありがとうございます。


 

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